アタシとママは祐の家に向かった。
祐のお母さんが出て来て
アタシらを家に上がらせた。

ママ
「今日は息子さんは
いらっしゃらないんですか?」

祐母
「今日はねぇ学校行ってまして
今はいないです。」

ママ
「そうですかぁ。」

祐母
「涼?ちゃんだよねぇ?」

祐のお母さんはアタシの顔を見てきた。
アタシは祐のお母さんが
アタシの名前をしっていたことに驚いた。

祐母
「この前家来はった涼ちゃん?
祐からは
よう名前聞いとったよ。
悪いけど祐はもう結婚決まってますねん。
だからお付き合いはてきへんし
もう祐とは関わらんといてくれませんか?」

アタシは泣きそうになった。
だがアタシのママは祐のお母さんに言った。

ママ
「誰もおたくの息子さんと
付き合いません。関わりません。
そんなこと言われに来たんと
ちゃいますねん。
涼はねぇ妊娠してますねん。
相手はおたくの息子さんです。
結婚相手決まってるんでしょ?
彼女いるんでしょ?
涼から聞いてますよ。
そんなんでうちの子に
手ぇ出さんといてくれます?」


祐のお母さんはさっきの勢いはなくなり
驚きと共に涙を流していた。

祐母
「うちの子が…
なんで?
本当に申し訳ありません。」

ママ
「学校行ってるんでしょ?
そんなんでどーやって育てるつもりですか?
そこんとこちゃんと考えて行動してもらえます?」


1時間ほど経ったのか…。
最終祐のお母さんは祐と話をしてから
アタシの家に来る事になった。