アタシとつっつんは
従業員ルームで2人になった。

つっつん
「体…イケるか?
けがしてないか?」

アタシ
「はい。」

つっつん
「どないしたんよ?
まだ祐さんの事スキなんか?
ホンマは言うたらアカンけどな…
祐さん御曹子やろ?
だから既に親に結婚相手決められとんねん。
その相手がなぁ…かな。
祐さんはかなのこと別にどうも
思っとらんらしいけどかなは
祐さんにベタぼれしとる。
祐さんも別れるに別れられへんし
最近ずっと悩んではったわ。
祐さんまだ涼ちゃんの事スキみたいやで?
でもよう言わんらしいわ。
理由が理由やからなぁ。
祐さん最近変。涼ちゃんの事で悩んどんねん。
オレはそれ分かってるけどな
ずっと涼ちゃんへの思い閉まっとった。
涼ちゃんも辛い顔しとる。
そんなんオレ見てるん嫌やわ。
ホンマに祐さんで幸せなれるんか?
オレんとこけーへんか?
返事はいつでもいい。
まだ祐さんの事忘れられへんねん
やったら別にオレと付き合ってから
徐々に忘れてオレの事
スキなってくれたらそれでええし。
今は涼ちゃんに余裕あげたい。
なっ?イケるか?」

アタシはもちろん泣いていた。
つっつんはやっぱり優しかった。
まだ返事は返さなかった。
答えは決まってはいたが
つっつんはアタシに時間をくれた。
その時間を活用したかった。





アタシはなかなか食欲も体調も戻らず
親に連れられ病院に行った。


検査結果が出た……。