祐と付き合って3日目。
祐とは相変わらず
アホなことをして過ごしている。
アタシは幸せです。


この日いつも通りバイトに行き
10時に上がったアタシは
田沼さんというアタシより3つ上の
人と喋っていた。
田沼さんは祐と仲が良く
働いている時でも笑いあっている仲だ。
不意に祐の話になり

田沼さん
「祐さんはホンマ女好きやわぁ」

アタシ
「そーなんですかぁ?」

田沼さん
「皆をすぐご飯誘うしすぐ連絡先聞くし
女慣れしてはるわぁ。」

アタシ
「えぇ祐さんってそんな人なんですかぁ?」

田沼さん
「えっ?
涼ちゃんまさかのスキとか
言っちゃう系?
あれはやめといたほうがいい。
これだけはホンマに言い切れる。
今確か祐さん涼ちゃんの同期で
誰かと付き合ってるんちゃう?」

祐が誰かと付き合ってる?
アタシやし。
アタシは祐が好きだから
祐を疑いはしなかった。

田沼さん
「しかも涼ちゃんの同期ほとんどと
連絡取ってるみたいやで?」

家に帰りアタシらの日課が始まった。
その時アタシは祐に尋ねた。

アタシ
「祐さんって今誰かと
連絡取ってるんですかぁ?」


「アホな事言うなや。
オレお前にしか目ぇないわ。」

祐がウソをついてることにも気づかず
アタシは祐を信じていた。

アタシ
「ありがとう。
明日涼バイトです~」


「オレもやでぇ。
何時から~?」

アタシ
「12時から20時です。」


「オレは17時から1時までや」

アタシ
「眠たいけだ頑張ってねぇ。
起きときますから~」


「おぅ。サンキューなっ。
何時から休憩よ?」

アタシ
「16時からです。
祐さん17時inやから早めに来てくださいよ。
んな会えるんでっ。」

祐はいつもinする5分前ぐらいにギリギリに来る。


「しゃーないなぁ。
ほな早めに行っちゃるわ。」

アタシ
「やったぁやったぁ」

この日も朝になってから電話を切った。