アタシが高校1年の時
初めて受けたバイトの面接。
すぐに合格の連絡があった。
接客がしたかった
アタシは合格できて
すごく嬉しかった。
従業員は100人近くおり
名前や顔を覚えるのに一苦労。
そんなアタシの目に飛び込んで来たのは
祐(ゆう)という1人の男性。
アタシにとって人生初の一目惚れをしたヤツ。
祐というのはアタシが
これから大恋愛をする相手。
でも祐と仲良くなるのは
まだまだこれから先のこと。
その時初めて祐を見て
祐の中身はまだ知らないけど
見た目はアタシのタイプドンピシャ。
祐はアタシより4つ上の20歳。
身長は185といったとこ。
(実際は184だった。笑)
体はがっちりしていて
短髪でシュッとした目。
見た目は誰が見ても男前と言うだろう。
アタシ
「おはようございます」
祐
「うぃ~す」
恥ずかしがりながら祐は
すぐに更衣室に入って行った。
アタシと祐が初めて喋った会話。
この時すでにアタシは
祐のことが気になり初めていた。
アタシが入って3ヶ月がすぎ
アタシも仕事や仲間に慣れ
いっぱい話せるようになった。
でもあれ以来なぜか祐と会うことはなく
初めて会ったのが新人の頃の
記憶だからか祐の存在は
アタシのなかで
薄れていきつつあった。