12時すぎに祐からメールがきた。


「終わったー。
お疲れちゃぁん。
うん。オレも今日
なんか楽しかったわぁ。」

アタシ
「お疲れ様でぇす」

それから10分ほどメールをした頃か


「090…
まぁ暇なとき電話してきてぇ」

アタシは嬉しかった。

アタシ
「そんなんかけんの緊張しますよー
今からかけるんで出てくださいねぇ。」


「えっ?今ー?」

アタシ
「じゃあいいです~(笑)」


「えっ今構えたのにぃ」

アタシは勇気を出してかけてみた。

3コールぐらいで出た祐の声は
直接喋る声とは違った。

アタシは緊張のあまり何も喋らなかった。


「お~い。涼?
聞こえちょる~?
もしも~し
りょ~ちゃぁん」

アタシは何も答えず祐は電話を切った。

と思ったらすぐにかかってき


「もしも…」

アタシは祐にかぶして怒鳴った。
アタシ
「なんで切るんですかぁ!!!!!!」

祐はビックリしたかのように

「悪い。涼金かかると思ったから」

祐は気を遣ってくれていた。
そういうとこもスキだった。

アタシ
「ありがとうございます。」


「おぅ。
今従業員ルームやねん。
暇やわー」

アタシ
「祐さん家帰らないんですかぁ?」


「今から帰るわぁ。」

アタシ
「えぇ~全然電話
できなかったじゃないですかぁ」


「家すぐ着くからよっ
待っとれやぁ」

アタシ
「家着いたらかけてくれるんですかぁ?」


「当たり前やんけ
んな10分後なっ」