次の日。
アタシがinすると祐とすぐ目が合い
祐はアタシに近づいて来た。
そのままアタシのほっぺを
ぎゅ~としてきた。


今日はホールの人数が少ない為
祐はホールをしていた。
祐はキッチンはもちろん
ホールも出来るのだ。
アタシは祐と一緒がすごく嬉しかった。


「涼~これ3番席よろしく~」

アタシ
「はぁい。」

初めて祐との共同作業。
アタシは祐をいっぱい手伝った。
祐はそれ以上にアタシを
フォローしてくれた。

あっという間に22時になり
アタシは従業員ルームに戻ろうとした時
祐がこっちを向いている。
祐はお客さんにバレないように
ちっちゃく手を振ってきた。

「お疲れ様でぇす」

アタシは笑顔で祐にそう言った。
今日は初めて祐と経堂で仕事をした。
とても楽しくできた。
こんなにも幸せな時間。


祐はまだ下で働いている。
返事が来るのは早くても祐がupの時間0時。
店が忙しかったらupできるのも遅くなる。
アタシは従業員ルームで
祐にメールを入れた。

「お疲れ様でぇす。
今日は祐さんと共同でできて
めっちゃ楽しかったです。
もっと共同したかったです…
祐さん?
upしたらメールお願いしまぁす。」

送信完了


ブーブー ブーブー

鉄で出来た貴重品ロッカーの中から
ケータイの音。
きっと祐のケータイだろう。

今日ほど幸せだった日は初めてだ。
とても楽しかったしなによりも
祐と一緒におれた時間が嬉しかった。

"ありがとう。祐さん…。"

アタシは着替えて家に帰った。
祐がupするまでにまだ時間があるから
アタシは用事を済ませあとは寝るだけ。
祐のメールが待ち遠しい。