祐はなんであんなに仕事があるの?
祐は二十歳だけどまだ普通の従業員やしなんで?


疑問に、思ったアタシは
夜祐に聞くことにした。

祐からメールが来たのは夜の10時ごろ。


「やっほ~」

アタシ
「ど~も~」


「何しとるん?」

アタシ
「ゴロゴロでぇす。」


「オレもゴロゴロしとる~」

アタシ
「今日は仕事しやんのですかぁ?」


「毎日あんな遅くまで
仕事してたらオレ鬱なるわぁ」

アタシ
「(笑)
祐さんって普通の従業員やのに
なんであんな遅くまで
仕事やってたんですかぁ?」


「…あぁ
あれはなぁ
ただの手伝いやぁ…」

アタシ
「そーなんですか~。」


「そーなんよ~(笑)」

今アタシが騙されているとは
まだ気づいていない。


「明日バイトかぁ?」

アタシ
「18時から22時です~」


「まじでぇ。
オレ16時から0時やでぇ。
やったぁ。」

アタシ
「祐さんもやったぁ。
とか言うんですねぇ。」


「言うわぁ。あほか。
オレ今めっちゃテンション高いでぇ。」

アタシ
「お酒飲んでるんですかぁ?(笑)」


「飲んでないよーーー」

アタシ
「じゃぁなんでですかぁ?」


「涼とかぶるから~」

アタシ
「涼も祐さんと一緒の時間
inできんのうれしいです~」


「そんなん言われたオレは
もっと嬉しいわぁ。」

そんな他愛もない話をして
アタシはまた途中で寝てしまった。

少しだが祐との距離が
近くなったような気がした。