「おっそいなぁ。グリンピース」

祐からはすぐに返事がきた。
祐はいつも訳のわからない事を言ってくる。

アタシ
「だってチャリですもん。
涼グリンピース嫌いです。」


「オレもやぁ。
一緒やなぁ」

アタシ
「だって噛んだらなんか中から出てきません?」


「いやぁ…
基本グリンピース食わんからなぁ。
わからんわぁ。」


こんなしょうもない
メールのやり取りをしていてた。
アタシは家に帰ってから
お風呂に入ったりご飯を食べたりしたが
ケータイを離さずにずっと祐と
メールをしていた。
アタシはベッドに入った。
アタシはわりかし寝るのは早い方。
いつも12時には寝ているのだ。
アタシは夜も朝もとにかく
眠たいのは苦手。
ちなみに今は2時。
アタシの目もそろそろ限界だ。


アタシ
「祐さん寝ないんですかぁ?」


「寝たいけど
でもまだ店で仕事やっとんねん」

アタシはその言葉にビックリした。


"祐さんがんばり屋さんなんやぁ。"


ぴぴぴ ぴぴぴ
目が覚めた。
ケータイのアラームを止めようとした時
目に入ったのは祐からのメール。



「明日オレよぉ
8時からバイトやから
だから7時に起こしてくれやんかぁ?」

そう。アタシはいつの間にか寝ていたのだ。
アタシは急いでメールを打った。

アタシ
「祐さん起きてくださぁい。」

祐からはすぐに返事がきた。
「起きとるでぇ。
サンキューなっ。」

アタシ
「ごめんなさぁい。
やっぱ遅かったですかぁ?」


「そんなことあれへんぞ。
オレが寝とれへんかっただけや。
仕事で寝る時間もなかっただけや。
涼?ありがとうなっ。」

アタシ
「お疲れ様でぇす。
てか昨日寝てもてごめんなさい。」


「お疲れちゃぁん。
ええよええよ。かめへん。
てかよぉオレもう店行くからよぉ
夜また連絡するわぁ。」

アタシは嬉しかった。

アタシ
「わかりましたぁ。
待ってまぁす。
今日も頑張りましょ~」


「うぃ~」

アタシは朝から上機嫌だ。


学校に着きふと思った。