「わりぃ
遅なったわぁ」

アタシ
「お疲れ様でぇす」


祐はダッシュで入ってきた。
アタシがそう言っている間に
祐は更衣室に急いだ。


祐がupしたのは22時20分頃。
忙しかったみたいだ。

更衣室は従業員ルームの中にあり
カーテンで区切られているだけ。

急にカーテンの奥から声がした。


「アド教えてやぁ」

"えっ?"
アタシは嬉しかった。


「おいっ聞こえとんかぁ」

アタシ
「あっはい。聞こえてますよ~」

すると少しだけカーテンが開き
祐がケータイを差し出してきた。


「暗証番号○○○○やぁ
オレのアド勝手に探せ~」

アタシは言われた通り暗証番号を入れた。

アタシのアドレスを祐のケータイに入れ
送ってもらうように言った。


「できたんけ~」

祐はそう謂いながら更衣室から出てきた。
今日もかなりおしゃれだ。
アタシは祐の服装がとてもスキ。

アタシ
「できましたよ~
ありがとうございます。」

祐はケータイを見てすぐに
アタシにメールを送ってきた。