純也には、1人弟がいたのを忘れてた。


「誘われたからいっただけだよ」

「へ~……」


そう言って、純也は席に戻った。

昼休みになると純也は俺を誘って1年のクラスにきた。


「弥生ちゃんいますか?」

純也が言うと、友達と一緒にお弁当を食べようとしている弥生がこっちをみた。


もちろん、俺や純也を見て騒いでる子が一杯いた。

「秀?なんでいんの?」


「俺じゃない。
コイツが弥生に用あるって」

そう言うと弥生は、頭にハテナを浮かばせた。


「俺は、如月純也2年生♪」

「なんの用ですか?」


「一緒に昼食お★」

「友達もいいですか?」

「もちろん」