自分はジュークが好き。

ジュークも自分を想ってくれている。


嬉しくて、恥ずかしくて、想いが溢れて言葉が出なかった。


「お前は俺の事を太陽の様だと言ったが、俺にとってはお前の方が太陽に思える」

首筋をジュークの指がなぞり、少し痛みを感じた。
咬み痕をなぞられたのだと知る。


「お前の赤い血が俺を人にしてくれる。こうして朝日を浴びても不快にならない」

ジュークの端正な顔に見惚れながら、キサラはもしかしたらカーテンはジュークが開けたのかもしれないと頭の隅で思った。