「……そうだな。」
「あ、そうや!!今日の帰り、遊んで帰らへん?」
「あ、それいいかも!カラオケ行こうよ!!」
「たまにはいいかもね。龍雅も行くよね?」
「……あぁ。」
「よっしゃ!!決まりや!!」


そう言うと、幸平は楽しそうに笑いながら立ち上がった。

「そろそろ午後の授業始まるな。行くかいな!」
「じゃあ、また放課後ね。」
「うん、楽しみだなぁ!」

笑いながら言うりまの頭を撫でる。

「また、後でな。」

ちゅっ

柔らかい頬に、そっとキスをしてりまに言った。

「もう…龍雅はズルいよ。」
「ククッ…悪い。じゃあ、またな。」
「うん、またね。」