「みんな、一緒がいいなぁ…」


りまが寂しそうに呟いた。

「違うクラスになっても、会いに行く。」
「うん…ありがとう、龍雅。」
「……俺も、違うクラスになっても会いに行くわ!……茉智に。」
「っ!!幸平…ば、馬鹿!変なこと言わないでよ!!」
「何や、照れてるんかいな?」


珍しく、幸平と菅原がイチャイチャし始めた。
ツンデレの菅原にちょっかいを出す幸平。
見てて本当に飽きないなと思った。

「ふふ…あの2人、仲良しだよね。」
「あぁ…まぁ、あれはあれで良いんじゃないか?」
「そうだね。来年…同じクラスになれたらいいね。」

そう言って、俺の肩にりまは頭を乗せた。