連絡をとるようになり
たまに遊ぶようになり

圭介先輩はあたしを後輩として
本当に可愛がってくれた。



いろいろ知っていくうちに
あたしは圭介先輩を
勘違いしていたと思った。



いや、勘違いというよりは
圭介先輩が昔と今とは
変わったように感じたのかもしれない。



本当は物凄く
思いやりのある人で

本当は物凄く
優しい心を持っている人だった。


いろいろな経験をしてきて
いろいろな世界を見てきた
圭介先輩に

相談したり
先輩の世間話を聞くうちに


いつの間にか、あたしは
少し信頼感を得ていたんだと思う。