ほんと、優羽はよく寝るよなぁ。

と、思いながらゆっくりと
優羽に近づき

「優羽、帰るぞ。」

と、声をかけると
優羽はむくっと起き上がり
「お疲れ、秀。」
と笑顔で言った。


俺はなんとなく
照れ臭くて、
「ん。帰るぞ。」
とだけ言って、帰った。