あいつはほんとサッカーに
関しては誰よりも詳しくて
よく、働く。


俺と魁都は、はーい。
と返事をして、素早く準備をして
すぐに部活へととりかかった。


2時間後、7時を回った。
いつもなら終わる時間だが
今日は大会が近いため
まだ、終わる気配がない。


あー。優羽のこと
待たしちまうな。

と、思いながら練習をしていると、
7時半を過ぎたところで
やっと、練習が終わった。


俺は、すぐに部室へ戻り
着替えを済ませた。


「魁都ー!じゃあな!」

と、魁都に声をかけ
優羽が待つ教室へと走った。


「‥ちょっ!‥だってば!」

と教室から優羽の声が聞こえた。