ある日
あたしは真希の真実に
気付く。

















いつものようの
放課後の練習。










体育館に
部員の声と、ドリブルの音が大きく響く。












顧問が鳴らした笛…
「五分休憩!!」















みんな
水をごくごくと飲む。












あたしは
水の入ってたペットボトルを持って
真希の横に座った。











「つかれたーーー」



「何言ってんの。あたしの分までも頑張ってよ!!」



「そだね。頑張るょ!!」



「ぅん。」
そう頷いた真希の瞳は

どこか寂しそうだった。



ぁたしはそんか真希を見るたびに胸が苦しくなるのだった。