学校に行けない日は一週間続いた…











ある天気が良くてポカポカした日…











太陽が沈み始めて
茜色の空になった時…











ピンポーン








誰かが下でお母さんと話している………











その声が近づいてくる











「紗恵…?入るわよ」

ガチャ







入って来たのは

…梨菜?!














「ゆっくりしていってね」
ガチャン。
お母さんはすぐに出て行ってた…




















「久しぶりだな。紗恵」


「うん」


「どしたんだよ…」


梨菜は私の涙の後を指でなぞった。

「心配かけてゴメンネ…」

「どしたのよ。話してみ?」




梨菜なら受け入れてくれると思い私は話し始めた…











話してるうちに自然と涙が流れてきた。
でも梨菜は優しく抱き寄せてくれた…




うなずいて聞いてくれた。