「わっ 私 そんな
浩史が大好きだよ!」
ホントに大好きなんだよ。

「これが じゃないの?」

浩史が眼鏡を外し
チラチラと私に見せる。

違う 違うよ?
私は 眼鏡はスキだけど。

「浩史は眼鏡かけてもかけてなくても大好きなの!」

私は恥ずかしいのを
我慢して
浩史に告げた。

浩史はあんぐりと
口を開けている。

「浩史の優しい所が好きっ
笑顔が好きっ
私に対しての愛情がいっぱい伝わってきて好・・・・・!!!」
私が一生懸命 浩史への愛を
語っていると
目の前には浩史の顔。
そして この
唇の感覚。

えっ・・・
まさか!!!