告白してきたのは
なんと 向こうっ!


こんな私のどこがいいんだか。
私なんて・・・

チラッと横を見ると
眼鏡男子、浩史が
堂々と歩いてる。

今日は 初めての二人のデート。

ドキドキですっ!


「おい。」



「はぃッ!?」


急に声をかけられて変な声がでた。

「ぷッ・・・あははっ・・・緊張しすぎ!」

そう言って浩史は
私のおでこを小突く。


私は両手でその
おでこをおさえ 浩史を見上げる。

浩史はそれに気づくと

「上目遣い禁止ッ・・・ただでさえドキドキしてるのにっ」

と 言ってくれた。

私はさっきのお返しに浩史を笑って
「ドキドキしすぎっ」
と 浩史のおでこを小突いた。


浩史と私は笑いあい
遊園地の中に入っていった。