次の日の放課後。

誰も居なくなった教室で、1人で自分の席に座る。

「誰だろ…」

もう、空は茜色に染まりはじめてる。


ガラッ…


ドキンッ


開いた扉の音に、少しだけ鼓動が速くなった。