「ひーろーと!!」
「わっ、何だよ和樹。」

日向 和樹[ヒナタ カズキ]

俺の親友で、女子の人気も高い。

座ってると、急に後ろから抱きつかれた。
「おい、早く離れろよ。」
「廣斗くん、冷たいなー。何だよ、さっきからずーっとあの子のこと見つめちゃってさ。」
「んなっ!」

和樹に言われて、顔に熱が集まるのがわかった。