ある朝、机の中の教科書を整理してた時。


カサッ


手に、小さな何かが当たった。

「あれ、私こんなところにメモ用紙なんて入れたっけ?」
中を覗けば、隅の方に小さく折り畳まれたメモ用紙が入ってた。
私はそれを手にとり、何かメモしたかな?と思いつつ、丁寧にメモ用紙を広げた。


『永島さんのことが、ずっと好きでした。良ければ俺と付き合ってください!!』


「……う、嘘。」

びっくりして、思わず声が出てしまった。
一体、誰が…?