胸の谷間の部分に、チクンと痛い感覚。



「ん…」

「……」


慶は私の胸からそっと離れる。

私は慌てて胸を手で隠した。



なに!?

なにが起こったの…?




そおっと手で隠れた胸を見ると…





「なにこれ!」


胸には大きな赤い跡が…

これって…

キスマーク!?




「あー満足した。もう帰っていいぞ」

「!」



ポカポカっ!


「いて!」


慶の腕を両手で叩く。




「病人に暴力振るうなよ」

「病人だったら、Hなことしないでよ!」

「Hじゃねえもん。スキンシップだもん」