っ!

も、もしかして……



「さっきのわざと!?」

「ピンポン」

「くっ…(///)」

「ばーか」


恥ずかしくて言葉もでない私は、再び慶の胸に顔を埋める。



「ちょっとからかっただけだよ♪」

「その口調は…おもしろがってるでしょ!」

「うん」


慶のその言葉を聞いた瞬間…涙が溢れ出す。




悔しい!

バカ!


そんな私に気づいて、慶は無理やり私の顔を持ち上げた…




「泣くなよ(笑)」

「わ…笑わないでっ」

「無理。おもしろいもん」

「~~~~」

「お前が俺に連絡くれなかった罰だ」

「連絡?」


連絡って…





「だって慶…リハビリ頑張りたいから、私と会うの控えるって…」