ギギ…

ベッドの横にあるパイプ椅子を引き、腰をおろす私。



「…おいし?」

「うん」


慶はカレーをがつがつと食べている。



「ちょっと辛かったかな?」

「いや、ちょうどいい」

「そう…」


なんか食べるのに夢中になってる…(汗)

ん…?



ふと…ベッドの横のテーブルの上にある、大きめの封筒が目にはいる。




「これ…手紙?」

「…ん?ああ、写真だよ」

「写真?」


手紙じゃなかった!



「見てもいい?」

「いいよ」


その封筒を手に取り、中から写真を取り出す私。



結構枚数多いな…


あ、健二だ!


写真の1枚目は、健二がひとりで変顔している写真。

何枚か写真をめくると、健二の変顔や決め顔の写真ばかり…