「・・・・」


そうだよね…。

いくら噂でも…慶からしたら、頭にくるよね・・





「俺ら…」

「え?」

「付き合って何年だっけ?」

「……え‥っと…2年かな…」

「2年・・」


??

「ちょっ…」


グイッと私の手を引っ張っり、自分の方に引き寄せる慶。





グリグリグリ…


「痛い痛い痛い…!!!」

「俺は2年もお前に待たされてんだぞ。お前も俺が、眠ってる間くらい待てねえのか、コノヤロウ!!!」


私の頭をグリグリしながら、怒り出す慶。




「ま、待ってたもんっ!慶以外の人とやるわけないでしょ!!」

「今のお前の言葉は信用できねえ」

「そんなぁ………きゃ」


私の着ているロングスカートの中に、なれた手付きで手を入れて来る慶。





「ななな、なにしてんのっ!!!」

「もう退院するまで待てねえから、ここでやっちまうか」




!!!!!


「こ、ここ病院だよ!!?」