「ああ、よろしく。こいつ…緊張すると声裏返るから、サポートよろしく」




後ろから、慶が私の頭を撫でた。





「なっ…!声裏返ったことなんてないよっ!」

「あはは…」


慶は笑いながら、先に歩き出す。

私も小走りで慶についていく…



振り返らなくてもわかる。

JINくんは、きっと面白くないって顔してる…


多分、慶になにか毒を吐こうとしてたんだろうけど…

JINくんは知らなかったんだね。



慶は、天然&マイペースなんだよ(笑)