たとえ、どんなに辛くても私は諦めないと決めた。





目の前に立ちはだかる壁が高くとも、私はそれを乗り越えることができなくてはならない。






それが、私の使命だ。



この血に宿る使命。




それを疎ましく思ったことはない。


逆に、私の力で救えるものがあるのなら、私は存分にその力を使おう。





…けれど、一つ。



叶うことができるのなら、望むことが許されるのならば。





------------私は、みんなと共にいたい。



なんの使命にも囚われることなく、自由な身体で。