扱いがヒドすぎやしないかい? 私は、横目で涼しそうな顔を見せる利沙を軽く睨んだ。 『はぁ〜』 と、言うわけで、私は、朝から憂鬱な気分。 学校に着いてからもいつ、呼び出しをくらうのか…な〜んてことを考えていたのに…。 『もう…放課後…だわ』 案外、何も起こることはないみたい。 私は、拍子抜けしたように机にうつぶせになった。