お決まりの体育館裏での告白は慣れっこだ。 私、日向蒼菜ははっきり言って可愛い。それは本人も自覚があるようだ。 だからと言って、彼女はそれをはなにかけることなく過ごしている。 断りの言葉を述べて、1人立ち去る。 既に辺りは薄暗くなってきていたため、蒼菜は早く帰ろうと思った。