入学式から2ヶ月がたった。 あたしは、毎日奏多先輩のことが 頭から離れなくて、 雅に相談をした。 「ねぇ?雅。」 「んー?」 「あたしね、入学式のときに 先輩とぶつかっちゃって…」 「ふーん。それですきになった?」 いつもあたしが話す前に 雅はあたしの気持ちがわかる。 「なんでわかんのぉ//」 「美穂のことならなんでも わかるよっ☆」 ってニコニコしながら 言ってきた。