「そんなこと知ってる。」 「え?」 って上を向いた瞬間 せ、先輩の顔が近くて…// キスできるぐらいの近さ。 ちゅっ 「せ、せんぱ…い」 「俺もすきだった。 入学式のときぶつかったろ? そんときからずっと。」 嘘…奏多先輩があたしのことが す…すき? 「ほ、ほんとですか?//」 「ったりまえだろ。 じゃねぇとキスなんかしねぇよ」 っと奏多先輩は 髪をクシャクシャしながら 照れくさそうに言った。