ドサッ―― どこからか、そんな音がした。 私達3人はお互いの目を見る。 「今の、何?」 「わかんねー」 「もしかして――――」 私達は誰からともなく立ち上がった。 行き先は、言葉に出さなくてもわかりきってる。 奏太に何かあったんだ――……。