「うん。見せたいものあって。ちょっと待ってて。」



翔太はそう言うと

草むらの中に入っていった。




なんだろ...??



私はその場に腰を下ろす。




太陽の光を浴びた川の水面は

きらきらと光っていて



私には眩しすぎるほど
きれいだった。




ガサガサ....



タッタッタッタ....



なにかが走ってくる。



「ワンっ」


ワン?