「どこ行く?って、もう決まってんだけど、いい?」 「あ、うん。」 翔太は私のところに戻ってきて 私の歩調に合わせて歩いてくれた。 ポケットに手をいれて歩く姿を直視できなくて 私はただひたすら前だけを見て歩いた。 「....川??」 翔太が連れてきてくれた場所は 小さな川だった。