「明日、昼12時。
駅前のクレープ屋。」



「へ?」



「デートしよ。俺と。」







ねえ、なんでかな。



会って間もないのに

翔太はきっと誰にでも優しいのに



私はその優しさに触れちゃいけないのに




もっと、もっと


あなたを知りたいって



そう思っちゃうの―――。