「なんかプリとか久々~♪」

ありすがそういった。確かに
ありすとは何度も、というか結構
プリ撮りに行くけど真人達とは本当
久しぶりだな~。


撮影が終わり、落書きも終わったところで
お昼を食べに島で数少ないファミレスの
1つに行くことにした。

「そーいえばゆーたは、なに中出身
なの~?」

ありすが会話を作ろうとゆーたに話しかけた。

「俺は、南中出身だよ♪
島なのに海がないから海が見える
東高にしたんだ~!」

「そうなんだ!あたし達は、皆
北中出身なんだ!」


それからくだらない話を
3時間程話してその日は、解散した。

「んじゃまたね~♪」
ありすと真人と別れて私は1人
家の方向に向かって歩き出した。

今日は本当楽しかったな。
ゆーたといっぱい話せたし良かった。
ゆーたともっと仲良くなりたいな。

あたしの頭にはゆーたしか浮かんで
いなかった。

あ。あたしはゆーたが好きなんだ。
ってその時気付いた。
それが悲しい事件のカウントダウンとも
知らないで…
あたしはゆーたの事を考えていた。