-教室-

今日も席につき、さっそく鏡を見つめる華子。

(はぁ~私ってなんてカワイイんだろう。)

華子は有りとあらゆる角度から自分の完璧な顔を見つめていた。

「また中前さん自分の顔見てるね」

「ホントだね~」

クラスメイトもこの毎日の光景を見慣れているせいか、別に鏡を見つめ続ける華子につっこんだりはしないのだった。

「おはよう、中前さん。今日も気合い入ってるね。」

華子が鏡チェックをしていると後ろの席の…確かイモ田君だったかしら?忘れたわ。
とりあえずイモが話しかけてきた。