「でも…」



「「「…!!!!でも…ゴクリ」」」



華子の放った一言でクラスがシリアスなムードに包まれた。




『今日の私は…シンデレラで言う所のシンデレラかしら。』





??????




「…ぉぃ、どーゆう事だよ?」
「ぃゃ、オレもわかんねー…シンデレラって灰かぶり姫だろ?」
「じゃあ、灰かぶってますって事か?」
「っ…ばっか!!!おま、んなわけねーだろ?もっとよくー…!?」





『そこのあなたッ!!!』




華子の言葉を解釈しようとした2人に、ビシッと華子の視線が向けられた。



!?



「ー…おおお、オレじゃないッスよ?コイツです。」
「なっ、何言ってんだよっ!!俺だけじゃねーだろ!コイツも言いましたっ」


指を差しあう2人。


『正解よっ!』



「「へ」」

華子の言葉に唖然(あぜん)とする2人。