ピロロロローン


亜依からメールが来た。

―遥妃へ―

体調はどう?

今日、満田くんが遥妃のこと
心配してたよー(*゚▽゚*)
良かったじゃん!!

また明日ね bye-bye



亜依は、こうゆう人だから私が元気なくても勇気づけられる。


それでも亜依から言われた言葉は心に傷が残っている…。

当時の私は許せなかった。いや…。許さなかった…

亜依のつけた心の傷から亜依の優しさがこみあげてくるんだよ?

本当に、私は1人じゃないから安心できる。

だから私は、この恋を成功させなきゃならないんだよ…


これからは 私は私らしく。

自分を見失わないで、

真っ直ぐ この先の未来を見据えて、

後ろを振り向けば泣いてしまうけれど

横を見れば亜依が居てくれて

前を向いていれば笑顔になれるよ。

そして 少し先には 

       満田くんが居るんだね。


学校を休んだ私が考えたことだったんだ。

リスカをした手首から痛みが出てきたんだ。

何かを予感するように…。


もう少し、もう少しで 真実となる。

それまで頑張らなくちゃ。

辛いから幸せになるまで…。