高校に入り司と離れ
私は付き合って、別れて
を繰り返していた。

なにもなく平凡な日を
過ごしていたとき
知らない番号から突然
電話が鳴った。

「もしもし」

昔聞きなれた声だった。

「司?」

「うん」

司だった。

「どうしたの?」

「相談があるから
今から俺ん家来れない?」