あなたのことが好きなの




ごめん。




十三回目の告白失敗…









あたしの名前は藍神亜里栖





たった今の告白失敗で十三回目で、





ただいま落ち込み中…



ありす?









優しい声がして振り返る









すると、そこには幼なじみの二階堂京谷がいた









あーあ、また振られちゃった(笑)









京谷はあたしの頬を伝う涙に気づいて、








「無理しないで、…泣いていいよ…」









と、言ってハンカチを差し出す。









あたしはハンカチを受けとって顔を覆って泣いた









数分後…気持ちが落ち着いてハンカチを顔から離してたたむ








「ありがと…」









どういたしまして。








チャイムが鳴って京谷と教室に戻る。









最終授業終了して京谷と一緒に帰っていた









なぁ?









何?









…次は頑張れよ、









うん、









じゃあまた明日、









トコトコ









トコトコ









家に着いて部屋の鍵を掛けてベッドへダイブ。









みんな友達は、彼氏がいる。









京谷に励ましの言葉を思いだし






「また、次頑張ろう!」









京谷は幼なじみで初めてあったのは、いつだかわすれた。









いつも黒縁メガネを掛けていてどこにでも居るわりかし普通の男子である









明日一緒に学校行かないかメールしてみよ~。