「修太くん...ありがとう...。」

修太くんはやっぱり優しい。

そのあともいろいろ話した。

「今から家来いよ?腹減ったし。」

「でも迷惑じゃ。」

「社長に認めてもらったお祝いだよ。」

「じゃぁ、お言葉に甘えて♪」

「よし!」

あたしは修太くんと、修太くんの家に向かった。

「ただいまー。」

「お邪魔しまーす。」

「お兄ちゃん、おかえり。お母さん、美優さん来たー!」

知香ちゃんが玄関で出迎えてくれた。

奥からおばさんが出てきた。

「あら。いらっしゃい。」

「こんな時間にすみません。」

「飯、出来てる?」

修太くんが聞いた。

「今から作るところよ。」