「そんな過去があったなんて...。
辛かったな。寂しかったな。
でも、今は1人じゃない。
俺だって上原(奈由の苗字)だって、その園長先生だっている。
だからお前は、1人じゃない。」

修太くん...

「お前には、いつもどっかに影を感じてた。
何かを抱えてるんだろうなって、ずっと思ってた。
このことだったんだな。」

修太くん...

気づいてたんだね...。

「もっと頼れよ。俺を頼れ。
辛かったら、いくらだって話聞いてやる。
寂しかったら、いくらだってそばにいてやる。
俺はいつだってお前の味方だ。
お前のこと守ってやるから。」

修太くん...

修太くんは、優しい言葉をくれた。