その夜。

あたしは、はるっちに電話をした。

<もしもし。>

「美優です。」

<美優ちゃん!連絡待ってたのよ!>

「遅くなってすみません!小説、書き終わりましたよ。」

<本当?>

「はい。だから、チェックして欲しいんですけど。明日、時間ありますか?」

<明日...もちろん!じゃぁ、4時にいつもの喫茶店で良い?>

「はい。じゃぁ、また明日。」

<おやすみー。>

明日。

チェックしてもらわないと。

はぁー。

パソコンの見すぎで、目がかなり疲れちゃったみたい。

はるっちとの電話を切ったあと、あたしはすぐに眠りについたのだった。