あれから、毎日修太くんの家。

迷惑って分かってる。

でも、修太くんはいつだって優しい。

「俺のことはいいから。」

だから今は、小説を書くことに全力。

修太くんがいるから。


修太くんの家に通い始めて2週間。

「やっと出来たぁー!」

「マジで?」

「うん!...ひゃっ!」

突然、修太くんに抱きしめられた。

あたしは椅子に座っているから、修太くんにかなり見下ろされている。

恥ずかしい//

「お疲れ。よく頑張ったな。
勉強もしなきゃいけないのに、締め切りまで時間もなくて。
大変だったろ?お疲れ様。」

そう言って、頭を撫でてくれた。

「ぁりがとぅ。」