その日からあたしのやる気は、どんどん増していた。

ようやく第1章を書き終えたあたしは、それを修太くんに読んでもらった。

感想をもらうために。

アドバイスをもらうために。

♪~

「はい!」

<美優ちゃん?春野です。
どう?進んでる?
今回は珍しく連絡がないからさ。>

確かに、1度もはるっちに相談してないや。

全部、修太くんに聞いてもらってるから。

「はい。なんとか進んでますよ!」

<そう?それなら良いんだけどね。
もしかして美優ちゃん。
恋してる?>

「えっ?!」

はるっち!!!

いきなり何言ってんの!!!!

恋なんてまだ知らないよ!!!