「....おい?...聞いてる?」

「...えっ?!なっ、何?」

見とれすぎていたみたいだ。

「まぁ、展開的にはいいんじゃね?」

「ほんと?嬉しいっ!」

修太くんに認められるのは、なんだか嬉しかった。

「もうすぐで、第1章が書き終わりそうなんだ。」

「書けたら1番に読ませてよ。」

そのあとも、いろいろ話していた。

修太くんの妹さんの話も聞いた。

”ずっと恋歌の小説を読んでる”って修太くんは言っていた。

嬉しいなぁ。

こんな風に楽しみにしてくれてる人、居るんだね。

学校の友達も、いつも楽しみにしてくれてる。

あたしも、もっと頑張らなくちゃ!