修太くんは、あたしを抱きしめた。
「きゃッ//」
「良かった。」
「しゅっ、修太くん//」
なんだかすごく恥ずかしくなった。
「恥ずかしいよぉ//」
「ちょっとだけこうさせて。
安心したいんだ。美優がここにいるって。」
「えっ...。」
それ以上、あたしは何も言えなかった。
いっぱい心配かけちゃったんだから。
少しして、修太くんは体を離した。
「帰ろっか。」
「うん。」
修太くんはあたしの鞄を持ってくれた。
「ありがとぅ。」
そのまま、家まで送ってもらった。
「じゃぁ、また明日な。」
修太くんはそう言っていつもみたいに帰っていく。